日々是好日

卵でコレステロール値が上がる? まさか!

10月8日の「夜明けのエッセー」(産経新聞H28/10/8) は「卵焼き」という題で63歳の主婦の方が書いておられる。皆さんお上手だが、この日のも「そうだな」と思いながら楽しく読ませてもらった。ただ「アレ、やっぱり・・」と思ったところが1個所ある。それは「最近は、コレステロール値が目の前を飛び交い、欲しいがままとはいかなくなってしまった・・」とあることだ。

『渡部昇一の着流しエッセイ』⑤ には次のような話が出てくる。

故・三石巌博士によると、1908年頃、ロシアの医学者アニチコフが実験用の動物としてウサギを選び、卵を食べさせた。すると見事にウサギの血液中のコレステロール値が高くなっている。この実験結果が医学界に広く知られ、「卵を食べるとコレステロール値が上がる」という「神話」ができ上がったのだという。

コレステロール神話は実に百年以上続いているのだ。このことから次のような空恐ろしいことがわかる。 / 世の中には草食動物に、動物性コレステロールの豊富な卵を食べさせてデータを採るような実験があること。 / そのデータを、動物性食物を食べる雑食性の人間のコレステロール値の話に適用すること。――渡部先生はこのように書いておられる。 (2016/10/9)

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コメント: 1
  • #1

    Lavenia Aguinaga (木曜日, 02 2月 2017 01:27)


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