この女性も大したものだ。立派だ。すごい。尊敬。脱帽。

 八木景子さんという映画人のことだ。環境テロリスト ”シーシェパード” の「ザ・コーヴ」という反捕鯨プロパガンダ映画に対して、その反証映画「ビハインド・ザ・コーヴ ~捕鯨問題の謎に迫る~」を作った。

 『週刊新潮』’16. 10. 13 日号の記事から引用する。盗撮、ヤラセ、ウソ等を盛り込んだ米国映画「ザ・コーヴ」は2010年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。”シーシェパード” はこの映画をPR活動に利用し、世論を作りあげた。

 八木さんは和歌山県太地町に4カ月間住み込み、捕鯨やイルカ漁に携わる人々の本音を聞き出した。シーシェパードへのインタービューも行った。10月1日にロサンゼルスでのグレンデール国際映画祭で正式に上映された。八木監督はアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞へノミネートし、「ザ・コーヴ」と同じ土俵に上がろうとしている。英語版のサブタイトルは “The Quiet Japanese Speak out” (黙っていた日本人が主張する) だそうだ。 (2016/10/16)